ゆるおたノート

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【PC設定】NumLockとInsertを消してみる - 解凍ソフト「LhaPlus」の準備編

テンキー付きのキーボードで文章を書いていると、数字を入力しようとしたタイミングでいつの間にか手を触れているNumLock

Deleteしようとしたら挿入モードが始まるInsert

どのキーボードでも絶妙な位置に置いてあるもので、誤操作しやすくフラストレーションが溜まっていました。
私のタイピング精度が低いのが悪いですが、数年我慢しててもなかなか改善出来ず…
みなさんもそういう事ありますか…?

「どうしたもんかなー」と思って調べてみたところ、下記の記事を発見したのです。

キー操作環境を改善しよう:AutoHotKeyとChangeKeyの活用 | Techs Life

常駐型ソフトはPCのパフォーマンス的に少し心配なので、まずは「Change Key」というフリーソフトで試してみました*1

備忘録として、その手順を何回かに分けて記しておきたいと思います。

操作の流れ

  1. 解凍ソフトを準備する
  2. 「Change Key」をインストールする
  3. キーバインドを設定する
  4. 設定を保存して実行する

当記事では、1.を扱います。
既に解凍ソフトをお持ちの場合は、今回は飛ばして次の記事へお進みください。

解凍ソフトを準備する

LhaPlusをダウンロード

Change Keyは「LZH」というファイル形式で配布されています。
詳細は割愛しますが、いわゆる「圧縮ファイル」の種類の1つで「ZIPファイルの仲間」です。

こちらを使用するには「解凍」が必要なので、対応したソフトが端末に無い場合はダウンロードして導入しましょう。

今回は、こちらで配布している「LhaPlus」というソフトを使います*2

「Lhaplus」定番の圧縮・解凍ソフト - 窓の杜

ZIPファイルも少し扱いやすくなるので、「ついで」のつもりで入れちゃってください。

LhaPlusをインストール

ダウンロードできたら、LhaPlusをインストールしていきます。

「lpls174.exe」を開く

「lpls174.exe」を開く

規約に目を通す

商用利用は許可を得てからにしてネ、業務上の目的で社内に頒布(はんぷ)するのはOKですよ、などなど…
目を通したら、次へ

利用規約を確認して「次へ」

インストール先の指定

特にこだわりがなければ、このまま次へを押して下さい。

インストール先を指定して「次へ」

インストールする

これもそのままインストールでOKです。

「LhaPlus」をインストール

セットアップの完了

完了を押してください。

「完了」を押して、セットアップはOK

再起動で反映させる

再起動を促されたらはいで再起動します。
作業中のファイル等があったら、一旦保存の上で行ってくださいね。

初期設定を行う

再起動後、LhaPlusの初期設定画面が自動で開きます。
こちらも、特にこだわりがなければそのままOKで問題ないでしょう。

「LhaPlus」の初期設定

あらかじめPC初心者向けの設定になっているとのことです。
ありがたや…

LhaPlusの設定

ここでLhaPlusは一旦閉じられてしまうのですが、今後も使いやすいように設定を変えておきます。

「そこまでは必要ない!」もしくは「先を急ぐんで…」という方は次の記事へどうぞ。

解像度をソフトにあわせる

解像度が高めのPCをお使いの場合は、ソフトを起動すると画面の文字が滲んだようにぼやけてしまうことがあります。

少しぼやけているウィンドウ

レイアウトは少し崩れるけど、文字がハッキリしたウィンドウ

「変更後」の方が、文字がハッキリ表示されているのが伝わるでしょうか…?

以下の手順で、このようにディスプレイの表示を今回のソフト「LhaPlus」に合わせる設定を行います。

※LhaPlusに限らず、文字がぼやける時は、この方法が有効なことがあります。
該当のアプリケーションでぜひ1度以下の手順を行ってみてください*3

LhaPlusを探す

まずは、LhaPlusを起動します。
インストール先を開くか、デスクトップで下記のアイコンを探してください。

LhaPlusのアイコン

「プロパティ」を開く

アイコン上で右クリックして、LhaPlusのプロパティを開きます。

アイコン上で右クリックして、「プロパティ」を選択

「互換性」タブを開く

プロパティ画面の上の方で、互換性をクリック。

「互換性」タブを開く

「高DPI設定の変更」を選択

そのまま下の方に言って、高DPI設定の変更をクリック。

「高DPI設定の変更」を選択

「高DPIスケール設定の上書き」を行う

ここで、下記1.~3.の順に解像度に対応させる設定を行います。

  1. 「高いDPIスケールの動作を上書きします。」にチェックを入れる
  2. 拡大縮小の実行元は「アプリケーション」を選択
  3. OKで確定

「高DPIスケール設定の上書き」を設定

「適用」する

適用をクリックして、表示設定を反映します。

「適用」をクリックして、表示の設定は完了

これでディスプレイ表示の設定はOKです。

作成するファイルの保存先を変更

つづいて、圧縮ファイルを解凍した場合の保存先を変更します。

初期設定のままだとデスクトップにアイコンが増え続ける原因になりかねないので、対策しておきましょう。

LhaPlusのアイコン

再びデスクトップから以下のアイコンを探します。
見つかったら、今度は開いてください。

LhaPlusのアイコン

解凍先の指定

アーカイブファイルと同じフォルダ」か「解凍時に指定する」のどちらかを選択しましょう。

解凍先を指定

(必要なら)圧縮ファイルの保存先も変更

ZIPファイル等の圧縮ファイルを作成することが多い方は、同じように保存先を変更しておくと良いでしょう*4

保存先を指定

後記

お疲れ様です。これで、解凍ソフトの準備が整いましたね。

違うソフトですが、昔は「ふりーむ!」なるゲーム配布サイトでかなりお世話になった覚えがあります。
でも大人になってからは久しく触っていませんでした。
おかげで使い方も半分くらい忘れてました。笑

最近はSteamとかSwitchとかの高機能ゲームも流行っていますが、ここまで整うと無料ゲームもまたやってみたくなりますね。
ゲームも体力が要るので、最後までやり切れるかは厳しいですが…

さて、次回は「Change Key」をインストールして実際にキーバインドを変更してみようと思います。
たぶんこちらの調整の方が時間かかるんじゃないかと思いますが、時間を作ってゆっくり試してみて下さい。

乞うご期待。

このシリーズについて

フリーソフトChange Key」の使い方についてまとめています。

誤り、分かりづらい等ありましたら、ぜひコメント欄やTwitterお問い合わせフォーム等でご教示ください。

次回

【PC設定】NumLockとInsertを消してみる - 「Change Key」をインストールする - ゆるおたノート

連載目次

  1. 当記事【PC設定】NumLockとInsertを消してみる - 解凍ソフト「LhaPlus」の準備編 - ゆるおたノート
  2. 【PC設定】NumLockとInsertを消してみる - 「Change Key」をインストールする - ゆるおたノート
  3. 【PC設定】NumLockとInsertを消してみる - 「Change Key」で遊ぶ - ゆるおたノート

注釈

*1:レジストリの変更というのも、なかなか怖いのですけどね…

*2:ラプラス」と読みます。初代ポケモン世代には違う意味に聞こえますね…笑

*3:今回のように、ソフトによっては多少レイアウトが崩れることもあります。そこはトレードオフということでご了承ください…

*4:LZH形式は非推奨なので、ZIP形式など他の拡張子で保存することをおすすめします!